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街角写真 大阪市中央区(その1) 榎木大明神
榎木大明神(えのきだいみょうじん)(大阪市中央区安堂寺町2丁目、通称えのきさん) たまたまこの辺りを散策中に“発見”。長いこと大阪に住んでいながら、大阪のど真ん中にこんな空間があるなんて知りませんでした。 撮影:2004年10月24日 12:58 詳しい地図で見る |
撮影:2004年10月24日 12:59 |
撮影:2004年10月24日 12:59 |
榎木大明神というくらいだから、てっきりエノキ(ニレ科)だと思ったら、エンジュ(槐)
Sophora japonica 【マメ科 クララ属】でした。画面中央に、エンジュ独特のくびれのある果実が見えています。樹齢650年とか。祠に貼り付けてあった記事によると、この木が枯れかけて樹医に診てもらったときに、はじめてエンジュだとわかったのだとか。ということは比較的最近まで榎木で通ってたということになります。昔はその木がなんという名前かなんて、あまり気にする人はいなかったのでしょうね。 ここは熊野参りや伊勢参りの街道筋にあたるのだそうです。むかしの街道筋には、道程を示すための一里塚がつくられていたのですが、ここもそんな場所のひとつだったのでしょうか。一里塚にはエノキ、松などが植えられることが多かったようです。 撮影:2004年10月24日 13:00 |
この近くに直木三十五の実家があるようです。 祠に貼り付けてあるこの記事によると、直木三十五は中央区安堂寺町2丁目(当時は南区)に古物商の長男として生まれ、市岡中学(現・市岡高校)を卒業するまで空堀近くの自宅で暮らした、とあります。 撮影:2004年10月24日 13:00 |
祠には榎木大明神に関する記事の切り抜きが、所狭しと貼り付けてあります。 撮影:2004年10月24日 13:00 |
階段下から見上げたところ。私の他にも写真を撮ってる方がいました。なお、このときはうっかりと気がつきませんでしたが、祠の脇には直木三十五の文学碑もあります。 撮影:2004年10月24日 13:00 |
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